フォト
無料ブログはココログ
2021年3月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

最近のトラックバック

« 「音楽を考える」 | トップページ | 歌えるのか? »

2008年7月21日 (月)

現実は小説より奇なり

ちょっと違うかな?、、、まぁいいや。

現実と想像の違い一題

夏目漱石の親友で若くして死んだ(35歳)文豪正岡子規。

曰く、

頭の中で色々なイメージを膨らませたり、変えたり、組み合わせたりして、一つの光景を作る事(理想と彼は呼んだ)と現実・リアリズム(写生と彼は呼んだ)では

「理想」が月並みであり、「写生」は多様多彩だ。

逆じゃねぇ?

イマジネーションを使ってどうにでも出来る「理想」の方が、自由奔放じゃないか?

と思いませんか?

正岡子規は言う:

「理想」は、一見現実の拘束を受けない自由を楽しんでいるように見えて、実は既製のイメージなり、パターンに強く拘束されている。それは勝手気儘なように思いながら、むしろ思っているからこそルーティーンの奴隷であり、抱き合いのイメージの規制を受け、されには凡庸さから抜け出る事ができない、ゆえに「月並み」なのだ。

むしろ、眼前の現実に目を向け、その対象を、つまりは人の顔を、町並みを、山野を、偏見無しに見て御覧なさい。よく見れば見るほど、その見慣れたはずの事物が、はじめて見るような奇怪かつ奇妙な姿をしていることに気ずくのではありませんか。

、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、

凡人のイマジネーションなぞ、リアリズムよりも月並みなパターンで形成されている。

と言う事か。

そして虚心になって現実を良く観察すること。これは大事だと思った。

目の錯覚を扱ったTV番組を思い出す。人間の脳は案外怠け者で過去の経験から目の前に写っているものを判断し、ちゃんと正しく認識しないのである。

往年の指揮者が皆口をそろえて言う事の一つに

「目の前のオケを良く聞け、理想の音を頭の中で聞くな」

と言うのがある。

同じ事を言っているんだな。きっと。

« 「音楽を考える」 | トップページ | 歌えるのか? »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 現実は小説より奇なり:

« 「音楽を考える」 | トップページ | 歌えるのか? »