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2009年2月

2009年2月27日 (金)

シュテュットガルト放響定期これでおしまい。

私がStuttgartで聴いた最後のコンサートの最後の曲。

今年アニヴァーサリーイヤーで盛り上がるメンデルスゾーンの

「宗教改革」

いつもどおり倍管したのだが、なんとコントラ・ファゴットも倍である。

ノリントン、「良く聞こえるだろう!!!レコーディングしたときは一人だったんだよ。

       あんまり良く聞こえなかったんだ。やっぱり全員倍管だな。」

ご満悦でした。

このコンサートをもって私のStuttgartの冒険は終了しました。

ちょっとだけ番外編があるんですが、それはあくまで番外編なので、

私的には終わりです。

帰りの車のなかでの会話は私の一生の宝物です。

だから秘密です。

でも約束してしまった。

だから絶対に逃げない。

絶対にあきらめない。

ピュア・トーンを広めてみせる!

2009年2月26日 (木)

フリッツ・ブッシュ著「指揮者のおしえ」

以前CDを聞いて感動したFritz Buschの著作「Der Dirigent」(直訳すると指揮者)の邦訳を読んだ。

http://dialzero.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/fritz-busch.html

幾つかの点でブッシュの博識に驚かされた。

また多くの金言も含まれるので、書き出してみたい。

1.レオポルト・モーツァルトのヴァイオリン教本は非常に興味深い

2.クヴァンツの古典派直前の時代の著書

彼の世代でこの2つを読んでいる事は普通であったとは思えない。

しかも彼はチューニングピッチのAがバッハ・モーツァルトの時代から約半音高くなってしまっていると言っていのだ。彼は教会のオルガンなどを証拠としている。

何という向学心だろうか。

このほかに、書簡集や他の論文、指揮法の本として

シェルヒェンの教本を推薦している。

3.彼はヴェルディを引用して言う

「素晴らしい声と繊細な演奏」(これに、有名な指揮者と第一級のオーケストラ、と付け加えても良かろう)、「それだけでは現代のオペラ文芸作品をわかってもらうのに足りない。歌、楽器演奏、演技、衣装、舞台装置、すべてが一つになって、やっと〈複合したもの〉になるのだ。---我々は〈ひとまとまりのもの〉(アンサンブル)を望むのであり、つまり〈集約した全体〉を望むのだ。それがオペラというものであって。。。。。。。」

最後にこう行っている、

「劇作家ヴェルディが歩らに求めているものは、だから、他の点で相違するにもかかわらず、ヴァーグナーが求めているものとなにも違っていない。」

この本は第2次世界大戦中に執筆されている。

この時点で彼はオペラ歌手の容姿について何度も言及している。

美しい容姿は必須だと。

これなどは、ここ最近の傾向かと思っていたが、

http://dialzero.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_e728.html

わかっている人はやはりわかっていたんだなぁ。

オペラは総合芸術ですよ。目にも耳にも頭脳にも心にもおいしくなければね。

そしてそれはヴァーグナーもヴェルディも求めているのです。

歌手やオケの楽器にも言及している。時に辛らつだ。

しかし特に興味深いのはトロンボーンのところである。

彼はバルブ付きトロンボーンの絶滅を嘆いている。

ヴェルディのオペラでは必須であると考えているようだ。

さらにアル・トロンボーンについても、残念がっている。

これらのトロンボーンをなぜクラシックのトロンボーン奏者は持ち替えをしないのか、

理解に苦しんでいる。

Jazz奏者は出来るのになぜ?

とまで言うのだからそうとうないれ込みようだ。

他にもあるのだが、最後にこれを引用して終わりたい。

         ~結局、トーマス・マンが『魔の山』の前書きで次のように言っているのは、

         もっともだ。「綿密過ぎるという悪評を恐れず、むしろ〈徹底的であること〉

         が本当に面白いのだと考えたい。」だから〈徹底的であること〉が

         少なくも不足してはならないのである。

2009年2月23日 (月)

Tchaikovsky's Tempest

OH! MAN!

EAT THIS!

http://www.youtube.com/watch?gl=IT&hl=it&v=PILt5RycCyY&fmt=18

http://www.youtube.com/watch?v=qL1sTQGKKsM&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=UmGvfNiO9S8&feature=related

It was big....no, i say,

it was a huge, too huge loss for Berliner philharmoniker to lose Abbado!

WATCH THIS!!!!!

2009年2月22日 (日)

比較視聴「運命」

今月、リハーサルをしたので、興に乗って始めてしまった。

何年ぶり?の事だろう。。。。

● ケント・ナガノ モントリオール交響楽団

● パーヴォ・ヤルビ ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン

● カルロス・クライバー ヴィーン・フィル

● ギュンター・ヴァント 北ドイツ放響

● アンドレ・プレヴィン ロイヤル・フィルハーモニー

● オットー・クレンペラー フィルハーモニア管弦楽団

● アルテュール・ニキシュ ベルリンフィル

● ゲオルグ・ショルティ ヴィーン・フィル

● スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ ザールブリュッケン放送交響楽団

● デイビッド・ジンマン チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団

● シャルル・ミュンシュ ボストン交響楽団

● ブルーノ ヴァルター コロンビア交響楽団

● 金聖響 オーケストラ・アンサンブル金沢

● ロジャー ノリントン シュトゥットガルト放送交響楽団

● サイトウ・キネン・オーケストラ 小澤征爾

● ピエール・ブーレーズ ニューフィルハーモニア管弦楽団

● フェリックス・ヴァインガルトナー  ロイヤル・フィルハーモニー

● ヴィルヘルム・フルトヴェングラー ヴィーン・フィル

● レナード・バーンスタイン ヴィーン・フィル

● クリスティアン ティーレマン フィルハーモニアオーケストラ

● ジョン・エリオット・ガーディナー オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティック

以上を聴きました。

勿論これにカラヤン、ベーム、バレンボイム、アバド、ラトル、アーノンクールを足す事も

たやすいし、インマゼールの録音も聴きたいところだが、今回はここまでにしておこう。

さてここで特に紹介したいのは

● アンドレ・プレヴィン ロイヤル・フィルハーモニー

● クリスティアン ティーレマン フィルハーモニアオーケストラ

の2つ。

プレヴィンのものは本当に素晴らしい。

まさに模範解答であろう。テンポはまさに妥当。

つまり、ベートーベンのメトロノームマークほど速くは無いが、

ワルターやフルトベングラーほど遅くも無い。十分にオケのヴィルトオーゾぶりを

味わう事ができる。またこのテンポ故であろう、オケがよく鳴っている。

柔らかく響き、絶対にヒステリックにならない。しかしひ弱ではない。

さらに楽器間のバランスが絶妙である。すべてが満遍なくさりげなく聞こえる。

誰かさんみたいに突然顕微鏡でもあてたかのような不自然さは皆無である。

誠実そのものの演奏である。

こういうのを、スコアに印刷された音符の正確な音響的再現

というのであろう。しかし機械的ではない。温かみがあるのである。

とにかく聴いてみていただきたい。勉強になること間違いなし。

ティーレマンのものは、まったく逆の方向の演奏だ。

「スコアに忠実」なのである。

つまり、彼の音楽経験から得られた多くの情報や音楽外情報と

スコアにインクで印刷されていないけれども内在する情報と、

実際にスコアが目の前で鳴ったときに受ける印象など、

すべてを足したものである。

つまり、彼が信じるところのベートーベンのメッセージを素直に、また大胆に表現したものだと思われる。

多くの場合、このような演奏を、個性的とか恣意的とか呼ぶようだが、それは違う。

我々は常に、「スコアに忠実」なのだ。ただ、スコアに、それは印刷されていないのだ。

しかし彼にはそのようにしか読めないのである。

現在の風潮でこのような行い、つまり「スコアに印刷された音符の正確な音響的再現」

の域を遥かに逸脱するのは勇気がいると思うが、私は拍手を送りたい。

軒並みフェイクなピリオド奏法に走っていて、表現の幅が狭まってきている現状を思うと、

ティーレマンの行為を肯定し、擁護する。

それにしても、この覇気たるやなんだろう!

分厚い低音。超スローの第2楽章。ルバートの数々。

「すべてのピアニストはホロヴィッツのように弾きたいが、

すべての教師はリヒテルのように弾けと教える。」

ティーレマンはヴィーン・フィルとDVDでベートーベンの全集をつくるという。

楽しみだ。

2009年2月17日 (火)

流山フィルハーモニー

2月8日と15日、

リハーサルをさせて頂きました。

流山フィルの皆様、お疲れ様でした。

2回出来ましたので、8日と15日ではかなり違う方向でリハをさせて頂きました。

それは短い時間の中で、可能な限り色々な事を伝えたかったからです。

楽しんでいただけましたか?

私はとても楽しかったです。

またお会いし、一緒に楽しい時間を過ごせる日を楽しみにしています。

では。

右近

2009年2月11日 (水)

国宝 三井寺展

本日行ってきました。

これはお勧めです。

http://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/09vol01/index.html

なんと素晴らしいコレクションの数々!

小さくも美しい阿弥陀如来像。

超ハンサムな毘沙門天像。

多くの吸い込まれそうな目をした不動明王像&絵。

母曰く、「優しい顔した不動明王ね。」

いや~にらんでますけどね。

さらに、襖絵!

これがまた素晴らしいでのある。

美術館の粋な計らいで、3分ごとに証明の明るさがかわる。

通常の展覧会用照明・蝋燭の光のような照明

の2つ。

これにより、襖絵の夜の顔を見ることが出来る。

当然疑似体験の域は出ないと思いわれるが、それにしてもその様相の変化には驚いた。

しかも嬉しい驚きである。色の深みが増していくのだ。

明るい時と暗い時での色の発色ぐあいも計算されているのだろう。

すごい。

そして2枚の襖の水墨画。

作者不詳なのだが、惹きつけられた。

:巨大な魚の上にのる仙人の襖

花と雉の襖

たっぷり5分づつは立ち往生してしまった。

迷惑な奴だったろうな。

しかし仕方ない。

もう2度見れないかもしれないのだ。

クレーやフェルメール、ピカソやダ・ビンチは外国に出れば見れるかもしれない。

しかし今回の品々は国内旅行しても見れないものばかりだ。

貴重のチャンスと言えば、こんな稀少な事はなかろう。

そしてそれだけの価値があった。

休日であるのにも拘らず、それほど混んでもいなかった。

値段がついていて、買うことが出来る西洋の超有名作家の貴重な絵よりも、

遥かに価値がある一品ぞろいなのにね~、だってこれらの国宝は購入は

!!!!!!!!!!!!!できないもんね。!!!!!!!!!!!!

ほんとに良かったんで、

行ってください。

お勧め!

2009年2月 9日 (月)

世界的バンドの危機

La Petite Bandeはベルギーにある古楽オケで、

この世界では草分けであり、フロンティアーであり、

老舗だ。

この団体への政府からの援助が打ち切られる事になったらしい。

下記のサイトで援助延長のために署名を募っています。

http://www.savelapetitebande.com/index.php?signed=Y

それにしても、経済危機の影響なんでしょうか。

芸術関連はもろに影響を受けますね。

いつもの事ながら、、、

しかしクラシックも援助だらけではなく、

独立採算でいける方法を探さねばならないですね。

難しいのは勿論解っていますが、、、

何か方法は無いかなぁ、、、、

2009年2月 8日 (日)

Fritz Busch

フリッツ・ブッシュ(1890-1951)

ドイツの指揮者。

今回2枚組みのCD(Great conductors of the 20th Century)を聞いた。

初めて聴く指揮者なのだが、大当たりだ。

録音は古いので、音質はしょうがないのだが、なんと雰囲気満点な演奏だろう。

魔弾の射手序曲など、あ~本編も聞きて~である。

基本はインテンポで、テンポは速め。

しかしリズムの意気の良さが格別だ。

しかしそれだけが強調されるような行き過ぎはなく、

所謂、粋なのである。

この粋さは他の要素、テンポ、強弱のメリハリ等にも当てはまる。

したがって、表現主義的大げさとは無縁ながら、熱い!

メリハリがありながら、自然さを感じさせる。

このバランスが貴族的で痺れる。

ハイドン(協奏交響曲)の気品の高さ、

ブラームス(第2交響曲)の厳格さ、

そしてドンファン(R.シュトラウス)のロマンティックさ、、、、

素晴らしい。

特にR.シュトラウス!

ロマンティックに浸りすぎると単なるメロドラマになるのだが、

曲にのめりこまず、一歩引いたところで表現することで、

ロマン派の香りが沸き立っている!

我々はロマンティクとは何か?

教えられ、そして

浸ることができる。

A Great Conductor of the 20th Century

まさに!

2009年2月 1日 (日)

リゲティ「グラン・マカーブル」日本初演

されます。

オペラです。行くべきです。初演ですよ。

考えても見てください。

ベートーベンの運命の初演を聞いた人たちをうらやましく思ったことありませんか?

ドビュッシーの牧神の午後への前奏曲の初演を聞いた人たちをうらやましいと思った事ありませんか?

リゲティの音楽はこのような偉大な音楽史の中に組み込まれる可能性は、

大です。それならどうでしょう。

歴史の証人になってみては?

グラン・マカーブルは大人のオペラです。

解るかな?

俺は行けないから皆行って感想聞かしてクレーーーーーーー!!!!!

【公演詳細】
日時:2月7日(土)・18時開演
   2月8日(日)・15時開演 の2公演
劇場:新国立劇場・中劇場(東京都渋谷区本町1-1-1)
   ※京王新線「初台」駅中央口直結
チケット:SS席・13,000円、S席・10,000円、(A席、B席は完売)

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