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2010年2月 7日 (日)

シューマン作曲:オペラ『ゲノフェーファ』作品81④序曲について③

結局この序曲は何を表しているのだろうか?

この序曲に現れる旋律や音楽は本編ではほとんど使われない。

単なる序曲にすぎないのだろうか。。。。

何の機能もないのだろうか。。。。

これに対する答えはオペラの筋そのものにあった。

『ゲノフェーファ』というオペラは『痛み』のオペラだと思う。

序曲の後、コラールが入り、まずゲノフェーファと彼女の夫であるジークフリートの別れで物語は始まる。

二人にとっては、ジークフリートが赴くの戦場である以上、今生の別れかもしれない。

次に来るのは不倫願望を持ったゴローの痛みである。

彼は悩むのだ。

主人の妻を愛すること、それは裏切りを意味する。

してはならないと思いつつも、抑えられない感情。

ゴローがゲノフェーファに懇願するシーン等は哀れだ。

このように、『痛み』の鎖が紡がれていくのがこのオペラなんだと思う。

そして序曲はその『痛み』の物語に対処できるよう、我々に用意を強いるのだ。

その為にシューマンが取ったのは、

序曲において行った事は、

『痛み』を表現しそれを昇華する事だった。

次回はそれがどのように行われているのか考えてみたい。

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