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« 5月12日:ノリントン コンサート in みなとみらい | トップページ | 終了しました。ベートーヴェン 『ハ長調ミサ』とシューベルト 『ミサ・ソレムニス』 5月16日 »

2010年5月13日 (木)

5月12日:ノリントン コンサート in みなとみらい 2

最初からいきます。

まずはハイドン。

指揮者から見て左に1st Vnが3人、その隣(中央)にチェロ1、コントラバス1、

そしてビオラ、2nd Vnが指揮者の右手に。VnとVaは立って演奏し、サー・ロジャーは暗譜で指揮。

曲が内包するユーモアをあざとくならないようにはっきりと示してくる演奏。

具体的には強弱の幅を大きくとっているわけだが、単にメリハリがついているわけではない。

なぜなら強弱の推移が常にある(フレージング)ので、どんなアクセントも唐突な感じがせず、

故に優雅さが損なわれることがないからだ。

ノリントンの真骨頂というべき演奏だった。

次はブラームス。

とても優雅で優しさを感じさせる演奏で、不思議な浮遊感のあった。

弦は8か10型(すみません、数えるの忘れました)。

冒頭の主題からピュア・トーンというか、音程が驚異的に良く、はっとさせられた。

フレージングは繊細で、こんなにやわらかいブラームスがあるだろうか。

ソロのパク・ヘヨンはノン・ビブラートをバックに普通にビブラートを使用。

これは19世紀、、いやいや20世紀前半まではよくあった話だ。

しかしこのビブラートが繊細でよかった。

ふり幅が小さく、スピードが速いきめの細かいビブラート。

美しい。。。。

情熱とパワーも申し分なく(技術は言うまでも無い)、将来を期待したい奏者である。

最後はドボルザーク。

第7はちょうど今自分もリハーサル中なので予習バッチリで行ったのだが、、、、

この曲の音響に対する認識が変わってしまった。

ブルックナーを髣髴とさせるような巨大な音の塊である。

オルガンというのともちょっと違うのだけれど、

とにかくそれはドボルザークというよりはブルックナーを彷彿とさせた。

オケは16型の倍管である。

しかし管楽器は音のマスとして存在し、その音圧をかんじさせてくれたものの、

たいして浮かび上がってくる事はなかった。

それよりも弦がなっているのか管がなっているのかわからなくなるほどブレンドしていたのだ。

音像が不明瞭だったと言う人もいるかもしれない。

特にシュテュットガルトの演奏であればなおさらに。

しかし今回は強烈に「悲劇的、Tragic」「暗黒的、dark」という解釈にのっとった故の成果と取りたい。

こんなに強靭な音を シュテュットガルト放響から聴いたのは初めてだ。

アンコールはローエングリン。

ドボルザークの後に聞くとなんとも軽く、緊張感を解くのによかった。

ホッとした。

今回はオーケストラが2年前ともまた変わってきている事を確認し、

進化がとまらない素晴らしく柔軟なオーケストラであることを再認識。

次回の来日では新シェフになるだろうから、何処に向かっていくのだろうか。

期待したい。

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コメント

プログラム的にも聴きたかったな…。

うん、聴いて欲しかったよ。。。

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