私の母校アーロンコープランド音楽院にて、6月26日から7月2日の間にバッハ夏期講習が行われます。
対象は、古楽器奏者ではなく(大事です)
モダン楽器奏者(主にピアノ、ヴァイオリン、フルート)と声楽家です。
バロックのスタイルを理解してバッハ演奏を学ぶワークショップです。
(希望により日英の通訳つきます。)
アーロンコープランド音楽院のウェブページ:
http://qcpages.qc.cuny.edu/music/summer2011/bach/
講習会の概要:
http://qcpages.qc.cuny.edu/music/summer2011/bach/BachWorkshopInfo.11.doc
申込用紙:
http://qcpages.qc.cuny.edu/music/summer2011/bach/JSBApplication.11.doc
申し込みは随時受付中です。
申し込みには、申し込み用紙にバッハを含んだ、10-15分の録音を添えてください。
講習費:$600 (約5万円)
大学の寮に滞在可能(プライベートルーム、一泊$70)
教授陣:
レイモンド・エリクソン Raymond Erickson (ピアノ、チェンバロ)
この講習会のディレクターで、アメリカのバッハ演奏/研究における最重要人物の一人。
ドロシー・オルソン Dorothy J. Olsson (ダンス)
ニューヨーク・ヒストリカル・ダンス・カンパニーの創立者。歴史的ダンスの第一人者。
ジャネット・パッカー Janet Packer (ヴァイオリン)
マサチューセッツ州ケンブリッジにあるロンジー音楽院の弦楽科主任教授。
牧真之 (チェンバロ、オルガン、伴奏法)
インディアナ大学古楽科アソシエイト・インストラクターを経て、現在アーロンコープランド音楽院非常勤講師。
サンドラ・ミラー Sandra Miller (フルート)
バッハやモーツァルトなどの歴史的演奏法の先駆者。
サリー・サンフォード Sally Sanford (ソプラノ)
国際的に知られている、バロック歌唱法の研究者。主要レーベルからの録音や出版物がある。
極私的なコメント:
レイモンド・エリクソンは私が最初に古楽を学んだ方です。
チェンバロだけでなくモダンピアノでスクリャービンすら弾く素晴らしい博士です。
この方からモダン楽器による古楽の演奏をまず学びました。
幅広い知識は古楽だけでなく広範囲に広がっています。
レクチャラーとしてアメリカではあまりに有名です。
またバッハのシャコンヌに関する論文も大変有名です。
またサリー・サンフォードさんもその知識と経験を惜しげもなく与えてくれるでしょう。
私が行きたいくらいですよ。
向かって一番右のチェンバロ奏者がエリクソン教授です。
興味のある方、質問などありましたら、お気軽にメッセージを送ってください。
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