私の好きな演奏家達、、、、ピアニスト編序
もともとピアノが好きだったせいもあり、色々聴いてきました。
グールドのバッハが無ければ、バッハに開眼しなかったと思うし、
クライバーンが居なければピアノの美しさに気がついただろうか?
またホフマンやラフマニノフの演奏をしらなかったら、
ピアノ、、、いやピアニストがピアノからまだまだ何かを引き出す可能性がある事を信じはしなかったろう。
しかし、私にとってピアニストの頂点に立つのはホロヴィッツだ。
ホロヴィッツこそはある一定方向の美学において究極を極めた、真の『ピアニスト』だと思う。
ホロヴィッツ後は、すべてのピアニストが別の方向へ行かざるを得なかった。
だれも彼を超える事はできない。
しかしだからと言って、ホロヴィッツさえあれば良いと言うことにはならない、、、たとえ、、、
確かにいくつかの曲に関して言えば、ホロヴィッツさえあれば良いにしても、、、
私はホロヴィッツには畏敬の念を抱く、しかし、
愛情を注ぐことはほとんど無い。
私にだって好き嫌いはある。
これからその趣味の領域を話してみたい。
最近のコメント